元号が令和になって初めての「見聞悠学の旅」は、日本の国書の記紀より、初代天皇:神武が吉野で出逢った吉野ビトを訪ねる旅です。今回の案内人は、大淀町教育委員会の学芸員松田度さん。 訪れる場所は、川上村井光にある井氷鹿(吉野首の祖)の井戸跡とその墓の場所、吉野町南国栖にある大蔵神社では、岩を押し分けて出て来た石押分之(国栖之祖)の場所、最後に行くのが、神武天皇が熊野から八咫烏の案内で、一番最初に出会う筌を使って魚を取る人に出逢った場所。この伝承が残る阿陀比売神社にうかがい、阿田と隼人の関係、そして神武(天武)との関係、昔大嘗祭には国栖や隼人にも参列していた事などをお話いただきます。