Aコース:奈良のシカの救護の現場から 担当:事業課課長 石川 周 国の天然記念物、奈良のシカは、1000年以上前から春日大社において神の遣いとして大切に保護されてきた歴史があります。 そのため、現在でも野生動物でありながら多くの人と車が行き来する奈良公園内で生息しています。このように野生のシカを間近でみることができる奈良公園は世界的に見ても非常に稀な場所です。 しかし、奈良のシカは人と非常に近い距離で生きているがゆえに人との間で交通事故などの様々なトラブルに見舞われています。 今回、一般の人があまり目にすることがない奈良シカの救護の現状について、奈良の鹿愛護会の担当職員がみなさんにご説明します。またそれ以外にも、奈良のシカの魅力や上手なつきあい方についてお伝えします。