今、奈良公園でお目にかかれるのがバンビ!子鹿です。
実は妊娠中のメス鹿は早い時期から、ケガをした鹿や病気の鹿などの保護・治療を行っている鹿苑(ろくえん)に保護されるのですが、なにしろ野生ですので、保護されずに出産した母鹿たちがおり、その母鹿が連れている子鹿たちが一足先に公園デビューしているのです。
もちろん鹿苑で誕生した子鹿も7月に入り順次奈良公園デビューしているようです。
本日奈良公園で会った子鹿の大きさは頭胴長60~70センチ位。肩高は40センチ位。
お母さん鹿についてちょこちょこ歩いて行きます。
一般財団法人奈良の鹿愛護会のチラシに以下のことが書いてありましたので守っています。
「公園内で鹿の赤ちゃんを見つけたら、そっと見守ってください。
子鹿は生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があります。
鹿の赤ちゃんに触らないで下さい。人の匂いがついてお母さん鹿がお乳を与えなくなることがあります。
お母さん鹿に注意してください。お母さん鹿は母性本能が強く、人が赤ちゃん鹿に近づいたりするだけで攻撃してくることがあります。
鹿が誤ってゴミを食べてしまいますので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
奈良公園に生息する鹿は野生動物で、主にシバや木の実を食べ、「鹿せんべい」はおやつです。
その他の食べ物を与えるとお腹を壊しますので与えないで下さい」
なるほど、当たり前のことですが、つい「バンビ~だぁ」と走りがち。気をつけてまいりましょう。これからも奈良公園は鹿との共存の地です。いつでも奈良公園で鹿たちは待っていてくれます。会いに来てくださいね。