吉野山

 

全国的にも有名な吉野山の桜

4月上旬から中旬にかけて約30,000本ともいわれるシロヤマサクラなどが咲き誇ります。

日本各所の桜の名所は、花見のために整備・管理したり、植栽されている場所がほとんどですが、吉野山の桜は山岳宗教と密接に結びついた信仰の桜として、現在まで保護をされてきました。

 

吉野の地域では、7世紀頃修験道の開祖といわれる役行者が、民衆を救うものとして蔵王権現を桜の木に刻み、祀ったとされています。

その後、本尊を刻んだ桜の木は御神木にふさわしいとされ、御神木の献木というかたちで植え続けられてきました。

 

吉野山は日本の歴史や文化を体感することができる、そんな地域でもあります。