ご住職は生命科学博士!
五條・生蓮寺に行ってきました。
奈良県五條市にある生蓮寺に「うまし夏めぐり」のプランで行ってきました。
生蓮寺は嵯峨天皇の皇后懐妊の時、地蔵菩薩に祈願をこめ、皇子安産祈願のために地蔵尊を安置したのが起源。その後、弘法大師・空海が高野山の開創時に、生蓮寺に立ち寄ったことからこの地は「寄足(よらせ)」と呼ばれるようになり、その時、高野山への道中の晴れ祈願をされたことから、晴れ祈願、雨祈願、子安安産の寺として現在も親しまれています。
今は大阪の大学生たちがイベントで作った、たくさんのてるてる坊主がおたきあげをされる前に本堂に飾られており、御本尊の大きなお地蔵様の周りも賑やかに。
お寺の名前にちなんで、120品種300鉢の蓮を育てていらっしゃるこのお寺のご住職は生命科学博士。今回の「うまし夏めぐり」では、蓮についての座学の後、境内にあるいろいろな蓮の鑑賞をし、それぞれの蓮のご説明をしてくださいました。
その中でも印象的だったのが双頭蓮(そうとうれん)のこと。蓮は通常一つの茎に一つの花ですが、ごくまれに一つの花に二つの花が咲くことがあり、この花を双頭蓮と言うそうです。
日本書紀にも舒明帝七年(635年)7月に「瑞蓮生於剣池一茎二花」と記述があり、古代から双頭蓮は吉祥の花とされ「良いことが起こる前兆」と考えられており、見ると幸せになるという言い伝えがあるとか。
ご住職いわく「いわゆる四葉のクローバーです」と・・・。遺伝はせず、一代限りの大変珍しい花だそうです。見ることができて幸せ!
客殿に戻り、蓮には大きな器で育てなければいけないものと、小さい器でも育つものがあり、種から育てる場合、その見極めが難しいというお話を伺いながら蓮花茶、蓮葉茶、蓮芯茶と蓮茶を飲み比べてマッタリ。その後は本堂に移動し、御本尊の前で瞑想・阿字観を経験。参加者それぞれが心も身体もリラックスした後はミシュラン 一ツ星の「五條源兵衛」の特製弁当を客殿でいただくという至福のプランでした。
開催はあと2日間のみ😊残席わずか!💐
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うまし夏めぐり http://www.nara-umashi.com/summer/lineup/shorenji.html
生蓮寺 http://www.ozizou.jp/