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吉野杉に囲まれた迎賓館で静かな休日を過ごしてみませんか?

東吉野村にひっそりと佇むのは、山林王が築いた迎賓施設です。

吉野杉に囲まれたお屋敷で、こころもからだもリフレッシュしませんか?
東吉野村にひっそりとたたずむ、お屋敷。そこは山林王が築いた迎賓施設。

 

 

 

広大な庭の中に、洋館と和風建築の本館、そして本格的な茶室が点在しています。
宿泊は一棟貸しで、地下からわき出た温泉に貸切でご入浴いただけます!

日頃の疲れを癒してください。
朝はご亭主のおもてなしによる茶道体験もしていただけます。
非日常の空間をゆったりとお過ごしください。

 

 

 

宿泊と体験がセットになった特別プランを販売中です↓
http://nara-experience.com/detail/index/471

 

薬師寺国宝東塔の覆屋、ただいま解体中!

来年2020年4月22日から国宝東塔大修理落慶法要がおこなわれる奈良・薬師寺の国宝東塔。現在、その修理修復工事を守ってきた覆屋が着々と解体、はずされてきています。
大きなクレーンが境内に2台入り、毎日上から下へと鉄柱などがはずされ運ばれ、水煙が見え始めました。2日後に伺った時には一番上の屋根が見え、観測4日目には上から3枚の屋根と、あの美しい姿を再び見ることに・・・。

まもなく全容を見ることができる東塔ですが、屋根が6つあり、そのうちの下から1,3,5番目の小さい屋根は裳階(もこし)といわれる風雨よけの為の飾り屋根となっており、実際に内部は三層が重なった、三重塔なのです。
この屋根の大小が織りなすバランスがとてもリズミカルで、明治時代のアメリカの哲学者であり美術研究家のフェノロサが「凍れる音楽」と評した話は有名です。

ある意味、今の東塔のお姿はレア。大きな覆いに囲まれて、小さい?!と感じるほどの守られている感。
一番上の水煙の大きさは180センチ以上。修復現場公開見学の時にあの水煙の下まで行かせていただいた時に「大きい」と思ったことを忘れていました。

水煙は銅製。塔の最上部を飾る「相輪(そうりん)」の一部で、空中を舞う「飛天」の透かし彫りが施された意匠が東西南北に4枚あり、なんと1枚あたり約100キロの重さのものが一番上にのっているのです。すごい!
今回の修理事業の中で、老朽化が進み安全面においても、創建時から塔を守ってきた水煙はこれからの1300年はもたないとのことで、新たに造られた「平成の水煙」。これからの時代を見守って、新しい薬師寺の歴史になっていく、私たちはいわば証人なのかもしれません。

http://www.nara-yakushiji.com/

*9月4日 午前 東僧坊前から

古都「寧樂」で楽しむ 日本酒と和菓子のマリアージュ

奈良で100年以上続く老舗和菓子屋「寧樂菓子司 中西与三郎」をご存じでしょうか。
県内の社寺、さらには皇室御用達の和菓子屋さんです。

近年非常に多くの観光客が訪れるならまちに中西与三郎があり、入口の格子戸、建物2階の虫籠窓はとてもならまちらしい風情が感じられます。

店舗では和菓子の販売をするだけではなく、奥にある茶房六坊庵では、甘味やお食事がいただけます。暑い時期には、4種類のお味が楽しめる「ならまち氷」もおすすめです。月ヶ瀬の梅や明日香の古都華のシロップなど素材の味を活かしたかき氷です。

その他、氷の上に葛ゼリーをのせ、赤玉ワインをかけて食べる「夢氷華」も夏にぴったりです。何とも言えないキラキラとした「夢氷華」は、見ているだけで涼しくなるような気がします!

今回、奈良体験.comで新しく登場したのがこの「寧樂菓子司 中西与三郎」での和菓子作り体験。お店のお気にある最近改装された隠れ家バーで開かれます。
最大収容人数5名の空間は、まるで高級寿司店のよう!


ディスプレイに生菓子や干菓子の木型が並べられたこの空間で、職人さんに和菓子作りを教えていただきます。
和菓子には日本の四季を表現したものが多いですが、職人さんの和菓子に込めた思いをお聞きするのはとても貴重な機会です。

出来上がった和菓子とともに今回召し上がっていただくのは、なんと日本酒!!「和菓子と日本酒は合うのか?」と思ってしまいますが、是非この機会に体験してください。
お酒が苦手な方も大丈夫!お抹茶・珈琲付きのプランもご用意しております。

◈「寧樂」の日本酒と和菓子 隠れ家スイーツバー◈
http://nara-experience.com/detail/index/453

◈「寧樂」で和菓子作り体験 隠れ家スイーツバー◈
http://nara-experience.com/detail/index/454

五條・生蓮寺に行ってきました!

ご住職は生命科学博士!
五條・生蓮寺に行ってきました。

奈良県五條市にある生蓮寺に「うまし夏めぐり」のプランで行ってきました。
生蓮寺は嵯峨天皇の皇后懐妊の時、地蔵菩薩に祈願をこめ、皇子安産祈願のために地蔵尊を安置したのが起源。その後、弘法大師・空海が高野山の開創時に、生蓮寺に立ち寄ったことからこの地は「寄足(よらせ)」と呼ばれるようになり、その時、高野山への道中の晴れ祈願をされたことから、晴れ祈願、雨祈願、子安安産の寺として現在も親しまれています。

今は大阪の大学生たちがイベントで作った、たくさんのてるてる坊主がおたきあげをされる前に本堂に飾られており、御本尊の大きなお地蔵様の周りも賑やかに。
お寺の名前にちなんで、120品種300鉢の蓮を育てていらっしゃるこのお寺のご住職は生命科学博士。今回の「うまし夏めぐり」では、蓮についての座学の後、境内にあるいろいろな蓮の鑑賞をし、それぞれの蓮のご説明をしてくださいました。
その中でも印象的だったのが双頭蓮(そうとうれん)のこと。蓮は通常一つの茎に一つの花ですが、ごくまれに一つの花に二つの花が咲くことがあり、この花を双頭蓮と言うそうです。
日本書紀にも舒明帝七年(635年)7月に「瑞蓮生於剣池一茎二花」と記述があり、古代から双頭蓮は吉祥の花とされ「良いことが起こる前兆」と考えられており、見ると幸せになるという言い伝えがあるとか。
ご住職いわく「いわゆる四葉のクローバーです」と・・・。遺伝はせず、一代限りの大変珍しい花だそうです。見ることができて幸せ!

客殿に戻り、蓮には大きな器で育てなければいけないものと、小さい器でも育つものがあり、種から育てる場合、その見極めが難しいというお話を伺いながら蓮花茶、蓮葉茶、蓮芯茶と蓮茶を飲み比べてマッタリ。その後は本堂に移動し、御本尊の前で瞑想・阿字観を経験。参加者それぞれが心も身体もリラックスした後はミシュラン 一ツ星の「五條源兵衛」の特製弁当を客殿でいただくという至福のプランでした。

開催はあと2日間のみ😊残席わずか!💐
ご予約はこちらから👇
http://nara-experience.com/detail/index/432

うまし夏めぐり http://www.nara-umashi.com/summer/lineup/shorenji.html
生蓮寺 http://www.ozizou.jp/

女人高野・室生寺で勤行体験 そのあとは・・・門前でのごほうび!薬膳料理

室生寺が女人高野と呼ばれている理由をあたらためて調べてみると、同じ真言宗で戒律が厳しい真言密教の根本道場である高野山が女人を禁制し、多くの寺が女性の立ち入りを許さなかった時代に、女性もお参りできる格式のある寺をと開かれたことからとか。江戸時代に五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院からの寄付により伽藍の修復などが行われたことから女性の参詣も増え『女人高野』として広く親しまれるようになったといわれています。

その室生寺、奥の院にある月に一度しか開扉されない弘法大師の御影堂を特別開扉していただき、常燈堂(位牌堂)で勤行体験する『うまし夏めぐり限定企画』があります。
板葺き二段屋根の宝形造りの御影堂は、各地にある大師堂の中でも最古級のお堂とか。そのような奥の院での勤行体験は本当に特別なものです。

プランスケジュールとしては、お寺の入山受付付近で「うまし夏めぐり」のノボリを見つけ受付、各自で奥の院を目指します。
自然石を積み上げて造られたという鎧坂を登り、金堂や弥勒堂、本堂、五重塔にもきちんとお参り。そこから奥の院への階段を登っていくのに約20分は覚悟。
この奥の院への道がおすすめなのです。自然のつくり出した色合い、かたち・・・そんなことを考えながらのんびり歩くと20分では到着できないかも。

奥の院に登り切った所にあるのが常燈堂(位牌堂)。裏側にまわり、ひと休みして少し息も心も整えます。
さて御影堂勤行体験!お勤めの仕方は僧侶が説明してくださいますので、初めてでも平気です。

終了後はしっかり来た道を下って行き、門前・橋本屋で特別メニュー薬膳料理にまっしぐら。太鼓橋のたもとにある老舗旅館・橋本屋には数々の著名人が宿泊された記録が残っていますが、なかでも写真家・土門挙氏が室生を愛し、ここに泊まって室生寺の写真を撮り続けた話しは有名。


さぁ、特別な空間での特別な勤行体験、もう一人の素直な自分が見えてくるかも・・・
http://www.nara-umashi.com/summer/lineup/murouji.html

ご予約はこちらから↓↓
http://nara-experience.com/detail/index/18

明日香村で草木染体験はいかがですか?

「日本のはじまり」の地、明日香村で万葉集に出てくる植物を使った草木染を体験することができます。
色とりどりのお花に囲まれたお家はその名も「草木染研究所」。先生は日々いろいろな植物から染料を作り、美しい模様を表現されています。

まずは80種類ほどの地模様入りの木綿生地から、好きな生地を選びます。
生地によって同じ色、模様でも全く違う姿になります。参加される方は生地を選ぶのに時間がかかるそうです・・・目移りするのも納得です!

染料は季節によって異なりますが、常時8種類ほど用意されています。
私たちが訪れた時は、セイタカアワダチソウ・タマネギの皮・栗のイガ・ビワの樹皮・赤米・クチナシ・アカネがありました。
一言黄色と言っても、レモン色から金色がかった黄色まで植物によって染め上がる色は様々です。
たくさんの草木染作品が飾られていますが、同系色で揃えた作品、すべての色を使ってグラデーションを表現している作品、どれもとても魅力的です!

体験が終わった後は、万葉集に登場する万葉植物と草木染に使われている植物のお話です。
先生は明日香の自然を守る森林インストラクターでもあるので、植物だけではなく美しい明日香の自然についてお聞き下さい。

お一人様から家族やお友達同士で、是非お楽しみください!

体験プログラムの詳細はこちらから↓↓

ストール作り:http://nara-experience.com/detail/index/447

ハンカチ作り:http://nara-experience.com/detail/index/446

 

 

奈良公園のアイドル

今、奈良公園でお目にかかれるのがバンビ!子鹿です。
実は妊娠中のメス鹿は早い時期から、ケガをした鹿や病気の鹿などの保護・治療を行っている鹿苑(ろくえん)に保護されるのですが、なにしろ野生ですので、保護されずに出産した母鹿たちがおり、その母鹿が連れている子鹿たちが一足先に公園デビューしているのです。
もちろん鹿苑で誕生した子鹿も7月に入り順次奈良公園デビューしているようです。
本日奈良公園で会った子鹿の大きさは頭胴長60~70センチ位。肩高は40センチ位。
お母さん鹿についてちょこちょこ歩いて行きます。

一般財団法人奈良の鹿愛護会のチラシに以下のことが書いてありましたので守っています。

「公園内で鹿の赤ちゃんを見つけたら、そっと見守ってください。
子鹿は生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があります。
鹿の赤ちゃんに触らないで下さい。人の匂いがついてお母さん鹿がお乳を与えなくなることがあります。
お母さん鹿に注意してください。お母さん鹿は母性本能が強く、人が赤ちゃん鹿に近づいたりするだけで攻撃してくることがあります。
鹿が誤ってゴミを食べてしまいますので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
奈良公園に生息する鹿は野生動物で、主にシバや木の実を食べ、「鹿せんべい」はおやつです。
その他の食べ物を与えるとお腹を壊しますので与えないで下さい」

なるほど、当たり前のことですが、つい「バンビ~だぁ」と走りがち。気をつけてまいりましょう。これからも奈良公園は鹿との共存の地です。いつでも奈良公園で鹿たちは待っていてくれます。会いに来てくださいね。