奈良は日本のはじまりの地ともいわれていますが、さまざまな日本文化の発祥の地でもあります。
その中でも日本の伝統芸能である能も奈良発祥の文化です。
奈良時代に大陸から渡ってきた芸能の中に散楽があり、それらが平安時代、鎌倉時代を経て、現代の能へとつながっていきます。
また寺院の法会の際に、魔除けや招福の芸能も担うようになり、神聖な演技として重視されていました。
そんな日本の伝統芸能に身近に感じていただくため、歴史深い奈良を訪れていただいている訪日外国人の方に向けて、能楽体験とワークショップが開かれることになりました。
能の説明や能で使用される楽器の説明、最後に実際に「羽衣」という演目の能を鑑賞していただきます。
能の説明では、能面やそれぞれの担当の役割や舞台の見方、どのように楽しめばいいかを解説します。
楽器の説明では、笛や太鼓などの楽器の歴史や演奏の仕方などを解説します。
また、オプションで能装束、紋付き袴を着用する体験をおこないます。
普段、敷居が高いように感じえる能も、解説などを交えながら鑑賞していただけるので、身近に感じることのできると思います。
訪日外国人に向けての体験のプログラムのため、英語による解説を交えながら実施します。もちろん日本語の説明もございます。
お申し込みはこちら↓↓
http://nara-experience.com/detail/index/507※お申し込みページは英語のみです。
また、この時期奈良光園周辺では「なら浄瑠璃絵」が開催されます。
能と一緒に鑑賞するのもおすすめですよ♪
奈良春日野国際フォーラム甍
〒630-8212
奈良県奈良市春日野町101